book

"自閉症とラノベの社会学"

http://www.koyoshobo.co.jp/booklist/11650/ 自閉症というか、ASD、自閉症スペクトラムというか、オレオレ用語で言わせてもらえば、非定型発達者*1は現代社会で生きづらさを感じることになる。 「古臭い人間と思われるかもしれませんが、私が若かった195…

"The Penultimate Truth 最後から二番目の真実"

1964年。 世界を二分して終わりなくつづく核戦争。地上を汚染する放射能をのがれて人々は無数の巨大な地下塔にひそみ、過酷な生活を送りつつ戦闘用ロボットの生産に追われている。ときおり地上の模様が上映されるが、戦争は帰趨を決する気配もない―だが、こ…

GATE外伝

本伝というか、シーズン1を読み終わったので、書店へ。棚差しの、こっからここまで、GATE外伝1(上)、GATE1(下)、GATE外伝2(上)、GATE外伝2(下)を購入。そして、GATE外伝1(上)を読み終わったので(下)を読もうと手に取ると… なんじゃこりゃあ〜 G…

"99・9%が誤用の抗生物質"

っていうのを、ちょろっと読んでみた。このタイトルは、 99・9%が誤用の抗生物質(が存在する。それは日本での経口第三世代セフェムのことである)。 と解釈すれば正しい命題であるが、しかし、 (すべての)抗生物質は、99・9%が誤用(である)と読むのがふ…

読書中

「アウトバーン建設に代表されるケインズ政策でドイツ経済は立ち直った」っていう命題を結構信じていたが、これは、「粉飾決算による見かけ上の好景気で、債券(手形?)の償還が来るとやばいことになった筈」らしく、「開戦しなければ名政治家で終わっただ…

読書中

徴兵→若者が就業しない→失業者の分母が減る 結婚を奨励→女性が就業しない→失業者の分母が減る ユダヤ人を追放→ポストが空く→失業者が減る っていうトリックもあったのね。

ヒトラーとナチ・ドイツ

「理性の反ユダヤ主義が導く先はユダヤ人の特権との闘い、つまり外国人法のもとにある他の外国人とは違って、ユダヤ人が享受している他の外国人とは違って、ユダヤ人が享受している特権を計画的・法的に除去することにある。その最終目的はまさしくユダヤ人…

融解するオタク・サブカル・ヤンキー

P11 時代の傍証として1991年6月10日発売の槇原敬之のヒットソング、「どんなときも。」を例示している。これは、映画「就職戦線異状なし」の主題歌だったらしい。 新卒採用の売り手市場だった当時の日本の風潮を描いた作品で、1991年2月にバブル景気が崩壊し…

"地図から消えた東京物語 ~新旧地図で比較する80年代といま"

http://www.amazon.co.jp/dp/4839948410読了。 東京各地、1986年と2013年の地図を比較したもの。 各地で、貨物駅が消え、それが再開発用地となった。 あと、知らなかったけれど、バス基地も減っていったそうだ。以前はバスが主力であった場所にも地下鉄が通…

ヤンキー経済

読了。 こんな「マイルドヤンキー」が実在するのか、やはり半信半疑。「弾丸ドライブ」(P50〜から、時折言及)とか、普及しているのかしら。 P105から、マイルドヤンキーは意外にもアニメ鑑賞が趣味っていう記事があり、エヴァの他、化物語、ハルヒ、シュタゲ…

ユーモアの出処

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫) P104 疲労はすみやかに現実からの病的乖離に移行しやすい。これが錯乱状態の特徴である。 環境に対処できず、精神的に現実から逃避する。症状としては譫妄、病的乖離、躁鬱的な気分の変動があげられる。よ…

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

P154-155 しかし、学習性無気力に陥る前に逃げ道を与えられた犬は、いつかは逃げきれるものなのだと学習する。つまり一度でも逃げられる経験をすると、学習性無気力に対する予防接種を受けたことになるのである。こういう犬は、その後に長期にわたって不規則…

改善のBookwalker

いろいろ文句を言っていた電子書籍だが、少なくとも角川がやっているBookWalker、かなり改善されている。その分、アプリの更新が速いのが面倒なのだが まとめ買いの利便性が改善 以前は、購入→画面遷移→カート→戻るボタン→画面遷移→書籍リスト… という悲惨な…

ワイマール共和国 中公新書

1963初版っていうすげぇ本。 ワイマール共和国の成立から終焉までを簡単に紹介している。 これまでに例の無い、道徳的責任をもドイツに課したヴェルサイユ条約、政権維持の意欲に欠けた社会民主党、不安定な政権のもとで実行策が打ち出せない財政、権益の確…

カール・セーガン 人はなぜエセ科学に騙されるのか(下)

権利の章典は、言論の自由をはじめ、もろもろの自由を保障している。それがどれほど価値あるものなのか、それがなければどういうことになるのか、いかにこれを行使し、守ってゆけばいいのかlそれこそアメリカ市民がぜひとも学ばなければならないことだ。い…

"「いいね!」時代の繋がり―Webで心は充たせるか?"

読了。 Twitterは、他人をキャラ化してTLに並べ、「シミュラークル」によるコミュニティ(のような何か)を作成ことを「可能にする」ツールだっていう指摘は面白い。まったくもってそうだと思う。しかしまあ現代社会はシミュラークルへの縮退を(以下略

"統計学が最強の学問である"

読了。統計学のススメ、みたいな。 どこから出現したのか分からない「事前確率」には気持ちの悪いものがあるが、しかし、それなりに事前確率が推定できる案件には便利な思考ではある。 あと、はてなアンケート*1は、母集団から何人くらいサンプリングすると…

猫カレンダー(雑誌付き)と、USBDACHPA(雑誌付き)を買う

昨年は付録していなかった猫カレンダーが付いていたのでアサヒカメラを買う。 USBDACHPA付きのSTEREO誌が残っていたので買う。昨年のデジタルアンプは瞬殺だったが。 デジタルアンプ自体は数千円で買えるので、さらに小口径SPを繋げて遊ぶ用にいいかも。

"ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く

ロスジェネ心理学―生きづらいこの時代をひも解く 読了。 高度成長期の因習に縛られ、バブル期(の残り火の)欲望を抱え、バブル崩壊後(リーマン・ショック後)の時代を生きる世代についての分析で、あちこち、頷ける記述が多い。 前半は現状の説明であるが…

MFi 四輪駆動編

このへん、もとより自動車は、駆動時二輪でも制動時四輪であり、特段の事情(悪路・冠雪した上り坂など)が無ければ、「加速しなけりゃいいんじゃね?」であり、ESC/VDCが完備されていれば別段二駆でも困らないじゃね?という見解。あとまあ、二駆も場合、な…

電子書籍はページがうまくめくれない

「「電子書籍は、紙書籍のページめくり感覚がないから駄目だ」という意見はダメダメ」という話はあるが、しかしページめくり感覚は大事かもしれない。BookLiveのビューワーは、読書位置を同期し、複数端末で読む位置を同期できる設定がある。が。同期に失敗…

電子書籍、閲覧中

最近、角川Bookwalkerを使い始めた。 なんていうか、最後のページの次に、「このシリーズのこの巻以降の一覧」「この作者の他の作品一欄」で購入できるようにすべき。 あと、「あれ?あのタイトルないなあないなあ」と検索してしまったが、角川以外は別なの…

古代ローマ人の24時間

古代ローマ人の24時間 ---よみがえる帝都ローマの民衆生活 (河出文庫) 読了。 ふつうの解説本、じゃなくて、(カメラ)視点を設定し、時間に合わせて、二人称でローマを紹介していく。 昼食には、バールのようなもの…と書くと、金庫破りみたいだな、酒場みた…

"戦略の失敗は戦術で補うことはできない"

「失敗の本質」中公文庫 http://www.amazon.co.jp/dp/4122018331 本来、戦術の失敗は戦闘で補うことはできず、戦略の失敗は戦術で補うことはできない P291 とすれば、状況に合致した最適の戦略を戦略オプションのなかから選択することが最も重要な課題になる…

"ヨーロッパ史における戦争"

ヨーロッパ史における戦争 (中公文庫) そして、オランダ人は兵士に規則正しく十分に俸給を支払えたので、ヨーロッパの他のすべての傭兵が沽券に関わるものと考えた2つのことをさせることができた。二つのこととは、塹壕を掘らせることと訓練させることであ…

"ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略"

ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略 概ね読了。近年の売れた作品について、その理由を分析したもの。単に、売れ線の紹介だけでなく、行き詰まりについても触れられている。あとがきでは、ネット小説についての言及も。気になっ…

続 "ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?"

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433403638 非常に面白かった。 1953年生まれの著者が、鉄腕アトムや月光仮面から、ヤマトガンダム、DQFF、そしてエヴァからストライクウィッチーズ、なのはまで持ってきて、その背景を探っていく。作品のストーリ…

まおゆう予約した

まおゆう魔王勇者 (1) 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 Amazonにて予約注文した。 予約が集まり初版が増えることを星に祈って。

"戦争学入門"

軍事学入門 (ちくま文庫) 別宮暖朗氏の著作が、文庫化されていたので買ってみた。しかし、"べつみや"で、別宮暖朗が候補に出るなんてすげぇぞgoogleIME。"えすけん"と入れたら、S県月宮が候補に出た。なんだこりゃw さて、この本は、別宮節のリサイタルみた…

"リスク・リテラシーが身につく統計的思考法"

"リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) [文庫] リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 3…