"ヨーロッパ史における戦争"

ヨーロッパ史における戦争 (中公文庫)

 そして、オランダ人は兵士に規則正しく十分に俸給を支払えたので、ヨーロッパの他のすべての傭兵が沽券に関わるものと考えた2つのことをさせることができた。二つのこととは、塹壕を掘らせることと訓練させることであるが、この二つの活動は防御側の力を増大するのに非常に重要であった。

P99
 塹壕を掘るという、極めて「戦術」的な事柄が、戦略というか、俸給に規定されるという話。信長の三段撃ちについては様々な見解があるが、もし、彼がそれを実施していたのであれば、その着想力だけでなく、それを実現した統制力も着目しなければ。


諸君は戦争に関心を持たないかもしれないが、戦争は諸君に深い関心を持っているのだ

P235 レオン・トロツキーの言葉だそうだ。