ワイマール共和国 中公新書

1963初版っていうすげぇ本。
ワイマール共和国の成立から終焉までを簡単に紹介している。
これまでに例の無い、道徳的責任をもドイツに課したヴェルサイユ条約、政権維持の意欲に欠けた社会民主党、不安定な政権のもとで実行策が打ち出せない財政、権益の確保に邁進した東部の農業地主…
そんななかで、共和国が徐々に崩壊していく様子がどっかの国に重なる。最近視力落ちたかな。




「諸君らが愛してくれたワイマール共和国は死んだ!何故だ!」
「坊やだからさ」

↑作者の総括