"読んだ本の冊数を競うけどなんで?"

本の内容によらず(マンガとかラノベとか雑誌とかは論外として)、単純に読んだ冊数が多い=偉い、冊数が少ない=馬鹿、という争いをしてるのをたまに見るんだけどあれ意味あんの?

http://anond.hatelabo.jp/20090304160756

 えーと、たとえば外国人が東京(区部)3日間のツアーをしたとする。
 それだけでも、「日本は、アラビアみたいな砂漠地帯ではないんだなぁ」「フィンランドみたいなツンドラではないな」「温帯じゃん」「熱帯雨林はなさそう」などなど、多数の知見を得るだろう。黄色人種が多いとか、刀を下げてチョンマゲをしてる人は稀とか。


 だからといって、日本すべてが「東京と同じ」と考えるなら、それは誤謬というものかもしれない。北海道もあれば、沖縄もあり、新宿の高層ビル街もあれば、雛見沢村もある。日本の専門家を目指すなら、京都は行っておいたほうがいいと思うし、ある種の職業を目指すなら、例えば、地図の専門家、全国を回る必要はあるかもしれない。まあ、日本中ドライブしたからといって、対日外交とか貿易のエキスパートになれるかどうかは、別の問題。