アンチのアンチのアンチのアンチ

 人類は、新石器時代に成立し、遺伝子はそのあたりから変わっていない。
 これは、あくまでも実装の問題で、運用はまた別の問題だけど。


 人間の皮膚は、適度な油脂分を保って使う仕様になっていて、不足するとガサガサになる。過剰な油脂分は、細菌により分解され、不快な臭いとされる。また、体温調節に用いられるとされる汗も、含まれているたんぱく質なんかが分解されると、不快な臭いになったり、産物が皮膚を刺激して皮膚炎の原因になったりする。
 だから、皮脂は多すぎても、少なすぎてもろくなことが無いという、当たり前の話。



 食生活もそう。植物+少量の肉で、人間は生きられる。背が高い西洋人というが、南米の畜産革命以前はそれほど背が高くなかったという話もある。戦前の日本人は、低蛋白、特に低脂肪だったけど、その反省から?動物蛋白の摂取を「体にいい」と考える人*1が生まれたのかもしれない。ただ、成長期ですら肥満を生じてしまう昨今、動物を摂取して過剰な脂肪、エネルギーを摂取しなくても、たんぱく質は摂取できますよ、というエントリーがあれ*2だったと思う。
 で、行き過ぎを戒める記事に、揺り戻しが大きすぎたらどうする!というのがあちらのエントリー*3
 どんどん局所戦になってたなあ。



もっと簡単に書くと、
取りすぎも、不足もよくないよ!*4
という話なんだけど。
どうしてみんななかよくできないのかなぁ。

*1:藁人形1

*2:藁人形ハンター1

*3:藁人形ハンター狩り

*4:もちろん、無いほうがいい物質も多い。サリンとかVXとか。サリンやVXを与えてポアさせてあげたほうが当人のためになる、と考える人も一部にいるかもしれないけど、それはメタな話。逆に、取れば取るだけ体にいい、というものは、たぶん存在しないとおもう。どんな「体にいい」物質でも、100kgを食わせたらお腹が一杯になるとおもう。これもメタな話だけど。ビタミンCなんかは、過剰投与が問題になりにくい例