メッセージ伝送

 吐き気がする。
 さて、
 メッセージを送信した≠メッセージが受信された≠正しく解釈された
 なので、
 「きょ、巨大な獣が、ま、窓の外に!」
 と電話でメッセージを送信しても、受け取るほうは
 「モゴモゴモゴ」
 かもしれない。


 「ワレ、大型の四足動物の襲撃に遭う。オオカミもしくは野犬と判断す。銃火器を有する部隊による、速やかなる救援を請う。復唱ヲ」
 まで送信しよう。


 さもないと、
 「狼が来た!」→「もふもふできていいなぁ」
 と解釈されちゃうかも。
 



 あと、エアコンの温度設定≠室内温度(室内目標温度)、なんだけど、「○○℃に設定しているのだから、暑くない(寒くない)筈」という人間多し。LCDに、「○○℃(目安)」と書いておけよ。



 もう一つ。
 緊急時、多人数に、多くの箇所に「連絡」を取るのは、かなり難しい。
 ちょっと考えてみると
0:人を集める
1:取引要件をホワイトボードに書く
2:メンバーが、電話を掛け、相手に伝える
3:交渉結果をリーダーに怒鳴り、チラシの裏に書いて、ホワイトボードの下に貼る
4:その結果で、リーダーが、もう一度交渉条件を変更する
 こんな感じかな。
 7箇所に同時に電話するなら、7人いればいいわけだ。ここで大事なのは、メッセージの疎通と、説得の差異、あと、相手のロックとアンロック。
 訓練すれば、時給1000円のバイトでも出来るような気もするけど、実際は、多分、人間の尊厳に関わることなので、首を、進退を掛けても拒否しそうな気はする。