似たような事件

福岡中2いじめ自殺事件 2006年

福岡中2いじめ自殺事件(ふくおかちゅうにいじめじさつじけん)とは、2006年10月11日にいじめを苦にした少年が自殺した事件である。いじめのきっかけが元担任教師による生徒達に対する不適切な言動だったことが調べで分かり、いじめが再び社会的に注目を浴びた事件である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

この元担任は「からかいやすかったから(亡くなった)生徒を罵倒した」と述べた。元担任は生徒を、国語の成績別に、イチゴの品種を用いて呼んでいた(とよのか(非常によい生徒)、あまおう(よい生徒)、ジャムにならない(悪い生徒)、出荷できない(非常に悪い生徒))。またこの元担任は優等生の同少年に対しては「偽善者にもなれない偽善者」などの問題のある発言を繰り返していた。さらに女子生徒に対しても「お前は太っているから豚だね」と暴言を吐き、クラス内でのいじめを誘発した。

このような状況下で少年達が自殺をちらつかせていた同少年に対し「本気なら下腹部を見せろ」と言う旨を発言しズボンを脱がそうとし自殺に至った。この少年達は同少年の葬儀にて笑いながら棺の中を携帯電話のカメラで撮ろうとしたり、自殺後「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」などと発言していたと言う[1]。また、他の生徒達もいじめられていたらしく苦情も来た。

学校側は当初いじめを否定していたが、後に発言を翻す。10月15日に遺族に謝罪したがその後「元担任の発言を無かった」と発言を二転三転させた。10月16日に行われた全校生徒への朝礼の際は校長が「先生たちがちょっと手を抜いちゃいました。ごめんなさい」と一応は謝罪した。また、いじめは中学校でも実際には複数把握していたにも関わらず、解決したとしていじめは「0件」と報告していたことも判明した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

中野・富士見中学いじめ自殺事件 1986

【葬式ごっこ

 11月14日と15日、2Aのクラスでは鹿川君が死んだことにして、色紙を書き、教室で花や線香をあげるという「葬式」をした。これはある生徒の「鹿川が死んだことにしようぜ」と言い出したことから始まり、昼の人気番組「笑っていいとも」の「安産コーナー」をヒントに、生と死を逆にして考えられたものである。
 黒板の前には鹿川君の机が置かれ、そこには飴玉やミカンが並べられ、遺影と見たてて鹿川君の写真と牛乳ビンにさした花も置かれていた。その横の色紙には「鹿川君へ さようなら 2Aと その他一同より 昭和60年11月14日」と書かれており、クラスの生徒の署名や寄せ書きがあった。寄せ書きには「バーカ」「いなくなってよかった」「バンザイ」「ざまあみろ」などと書かれており、教室に掲げられていた鹿川君の係の名札を、「もう死んだ人だから」と、黒マジックで塗りつぶした。

 当時、鹿川君はスケートボードで足に怪我をしており、遅刻が多く、この日も遅れて教室に入ってきた。自分の机を見るなり、「なんだ、これー」と言って、笑いを浮かべたが、やがて黙り込んでしまった。
 鹿川君はこの色紙を持って帰宅。キョトンとした様子で家族にこう言ったという。
「これ見てどう思う?ここに先生も書いているんだよ!」

 また鹿川君はのちに仲間に「俺、1度死んだんだよ」と漏らしている。鹿川君は以前からシカト(無視)されてもいた。こうした葬式ごっこはシカトの延長であり、彼のショックは相当なものだったというのは想像するにたやすい。しかも、葬式ごっこには担任ら4人の教師まで参加していた。教師らは生徒に「ドッキリだから」と言って頼まれて署名していた。この時点で、いじめだと気づいていたのか気づかなかったかは知らないが、教師の立場として悪ふざけが過ぎているというのは普通の神経の持ち主なら誰でも理解できることだろう。

http://yabusaka.moo.jp/sousikigokko.htm


この国語の読解力が凄い。

家の人へ そして友達へ

突然姿を消して申し訳ありません
(原因について)くわしい事については
・・・とか・・・とかにきけばわかると思う

俺だってまだ死にたくない。
だけどこのままじゃ「生きジゴク」になっちゃうよ。
ただ俺が死んだからって他のヤツが犠牲になったんじゃ、
いみないじゃないか。
だから、もう君達もバカな事をするのはやめてくれ、
最後のお願いだ。

証人として校長、教頭、担任、養護教員も出廷し、いじめの存在とその緊迫感を否定した。AとBのいじめというよりも家族仲に問題があるとされ、遺書の「バカなことをするのはやめろ」というのは両親に対して、「他のやつ」は妹のこと、というような解釈できると主張した。

大津市の場合

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が昨年10月に自殺した問題で、同じ学年だった複数の生徒が、教師がいじめたとされる生徒の暴力行為を見ても、「あんまりやんなよ」と言いながら、ほとんど止めようとしなかった、という趣旨の証言を生徒の家族にしていたことがわかった。

 生徒らは昨年12月、家族に直接証言した。それによると、担任教師の名前を挙げ、いじめたとされる生徒2人が亡くなった生徒に暴力をふるっているのに、「隣にいたが止めなかった。笑ってた。『やりすぎんなよ』って」と話した。ほかの生徒も同様の証言をし、「周りにほかの教師もいた」と話す生徒もいた。

 生徒の両親が市と3人の同級生らを相手取った訴訟では、こうした教師らの一連の行為について、原告・被告双方が異なる主張をしている。原告側は訴状で担任教師が「プロレス技を仕掛けられ、半泣きになっている生徒を見かけ、『あまりやりすぎるなよ』と声をかけた」と指摘し、「いじめを何度も目撃しながら、漫然と見逃してきた」と主張。市は答弁書で、教師が「あまりやりすぎるなよ」と声をかけた部分を認め、行為をやめさせる趣旨だと主張している。

http://www.asahi.com/national/update/0706/OSK201207060077.html

大津市も凄い読解力。

追加:葬式ごっこの血脈

"原発反対デモで「葬式ごっこ」あまりに酷いとロイターも取材"
http://www.yukawanet.com/archives/4221205.html

本人のツイートによると「原発を再開させ事故が発生すればヒトが死ぬぞ」という脅しのようだ。