正しさの条件

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080305/1204689891
 正しさ、と言う場合、平社員的に、係長的に、課長的に、社長的に、顧客的に、株主的に、住民的に、デカルト的に、などなど前提条件が違うと、正しさも違ってくる。
 週40時間、有給休暇、というのは社員的には正しいけど、それを「常に」実現するのは、結構困難で、納期が合わなければ顧客から拒否されるし、配当が出なければ株主は見放すし。
 あと、「私のプランは正しいので、正しさが実現されるべく、あなたが他の部署に連絡し、助力を実現してください。その部署がこちらを援助する必然性はありませんが、そこをなんとかするのがあなたの責任です」と言われるとかなり困る。




ちょっと追記。

 たとえ、本人に「要因」があったとしても、このへん、用語の使い方が難しい、「いじめ」の理由にはならない、と思う。
 もし、本人の客先対応に問題があったとしたら、クレームレポートを見せて、改善を指導するのが筋だろう。
 話は飛ぶが、もし、本人が作成する成果物の品質に問題があるとしたら、吊るし上げ、自己批判を要求するのではなくて、チェックリストの再検討、提出前のベリファイの算段を考えるのが正当な対応だと思う。
 個別論だとそんな感じ。


 んー、シュート失敗は、減給の原因になりうるが、靴を隠す理由にはならない、みたいな。