上司が以前、「自分の持つ技能(スキル)を人に教えたくないって人がいるけど、みじめよね。それを他人に教えることによって、自分の地位が脅かされるんじゃないかって危惧してるなんて、自分にはそれだけしかないって言ってるようなものだもの」と言っていた。
その時は「そんなものか」と思っていたけれど、今現在そのみじめな状況に陥っていて自己嫌悪が酷い。
私は今年で契約が切れるパート。同じ部署に昨年、数歳年下の新入社員が配属された。
彼女は私が少ない仕事から数年かけて学び、また効率的に処理できるように試行錯誤して会得したスキルを、たくさんの仕事の中でどんどん吸収している。これまで私しか使えなかったソフトも、ほぼ同じくらい使えるようになった。
http://anond.hatelabo.jp/20130527060652
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そんな短時間で身につくものをスキルと呼ぶから話がややこしくなる。
そういうのはノウハウといいます。
http://anond.hatelabo.jp/20130527070748
この筆者らが、どのようなものをスキルといい、どういうものをノウハウと言うのか漠然としたものはあるけれど。
たとえばなんだ、「この集計には、(エクセルの)この関数が有効」とか、「この処理には、このソフトのこの機能でこうやるといい」というのは、ゼロから探索すると結構時間がかかるけど、言われれば二秒で「ふーん。そうなんだ。それで?」だったりする。
しかしまあ、スキルどころか、帳簿を抱えて、他人に触らせず、自分を抜かしたら業務が立ち行かないように目論む人すらいたらしい。