"イタリア人以外で初めてフェラーリをデザイン、奥山清行氏が語る“ものづくり”の未来(前編)"

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1001/21/news013.html
デザイン、というのも多義的で、狭い意味だとデコレーション、高い意味だとアービトレーション、かな。漢字で書くと朝廷。ZIPはまだでおじゃるか。アピアランス、インテリア、エクステリア、エアロダイナミクス、ユーティリティー、(狭い意味での)メカニズム。

よく外部の方が「開発の段階で、デザイナー対エンジニアやデザイナー対ビーンカウンター(会計に携わる人々)といったぶつかり合いがあるんじゃないですか?」とおっしゃるのですが、実は一番問題なのは「エンジニアの中だけでも、矛盾する要素がたくさんある」ということです。

 例えば「空力を良くしたい」と言っている一方で、「インテリアのスペースを大きくしたい」と矛盾した主張をしていることがあります。ところがエンジニアの間でも、バラバラの部署で企画書を作っているうちには、それを書いている本人自身が気が付かないこともよくあります。それをすべて1カ所に集めて、視覚的にとらえることによって、瞬く間に書いた本人や開発に関わっている人たちの目の前に矛盾が現れてくるということです。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1001/21/news013_2.html