倖田來未氏の話

 羊水については、以前書いた。
 個人的には、サッカーで相手の足を辺りを不用意に蹴ったようなもので、頭を15度くらい下げ、相手側のフリーキックでさっさとプレイを再開すればいいじゃないか、という見解。
 想像力の不足を責める人も多いが、彼女が極端に能力不足とは思わない。視野に入っているのが恐らく、自分と同年代か、その下の女性だけで、それ以外は想像力の仕様範囲外なのだろう。他の人は、もう少しその視野が上下年齢に広かったり、その分自分の近親に近かったりするだけで、異性に視野が及んでいなかったり、ホームレスやワーキングプアには視野が及んでいなかったりするわけだ。まあ、あの年齢で、あの人気だと、芸能関係や友人以外は眼に入っていないことが十分考えられて、それが確認された。そんなイベントか。

ちょっと追記。

 想像枠と、想像パワーにわけてみたときの、想像パワーという意味で、「能力」を使った。倖田氏が、広い意味での「想像力不足」だとして、帳面に「想像力」と100回書けば治るかというと、それは疑問。倖田氏の友人に、高齢出産で問題を抱えている人間がいれば、その分野だけ「想像枠」が広がるのだろう。「想像枠」が広いと、いろいろ気を使わないといけないため、枠の狭い人間をLCDの向こうに眺めてカタルシスを得ているが、その枠に自分が入っていないことに気づかされ、愕然とするという、図式と考えている。