「順調な出産の場合、産婆の方が医者より役に立つ」


【俺は頭がいい】--http://d.hatena.ne.jp/BigBang/20060621/1150880351



http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50542443.html

その一方で、友人には「10時間以上の難産」「結局帝王切開」という話も少なくなく、こと出産に関して言えば「女性」という言葉でひとくくりには出来ぬほど個人差が大きいのだというのが父になってみての印象だが、その一方、やはり話を総合すると、「順調な出産の場合、産婆の方が医者より役に立つ」という結論になる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%94%A3%E9%9B%A3%E6%B0%91

安全な出産の確立

近代までの日本では、出産は産婆を呼んで自宅で行うものであった。難産になると母子ともに命を落とすことも珍しくなく、産婦・新生児の周産期死亡率は高かった(1950年は、46.6)。

地域に出産を取り扱う産院ができると、出産時のリスク回避のため、産院に入院して出産する妊婦が増えていった。産婦人科医師による高度な周産期医療により、日本の周産期死亡率は激減し世界最低にまでなった(2001年は、3.6)。

 要するに、「難産になる」かどうかは、事前に判断できない場合があり、難産になった場合には医療の介入が必要で、自宅での出産の場合、迅速な医療介入が困難という話。
 産婆の復権は、迅速な(時間単位の)医療介入を可能ならしめる何かが、Web2.0とかPerlとかで可能になる、という予想なのだろうか。
 それとも、医療の介入無しに、1000人のうち、900人以上はちゃんと子供を産める、ということなのだろうか。「案ずるより産むが易し」。アフリカでも、出産1000人につき周産期死亡は80人だし。

 産科医が逮捕された福島県では、出産を扱う病院が激減したとかで、羮に懲りてなますをふくような話ですよね。
 海難審判だって存在するわけですから、医療過誤刑事罰が馴染まないというのであれば、医療裁判所を別立てで設けるべきですよね。そこで、よほど悪質と判断されたケースだけ、刑事処分送りにすれば良い。--http://eiji.txt-nifty.com/diary/2006/06/post_6850.html

「羮に懲りてなますをふく」理論。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/の管理人氏もそうなんだけど、医療に関する問題って、「羮」か「なます」かが、事前に判断できないのが問題なのだ、と私は思う。アルファブロガーになると違うのかな。食事の時なら、「なます」と間違えて「羮」を食べてしまっても、アチチですむけど、出産時に「なます」と思っていたら「羮」だった、じゃこまるわけだ。だから、とりあえずみなフーフーしているのに、それを、「羮に懲りてなますをふく」と表現しているあたりに、ひっかかりを感じてみたり。

でも危険な逆子なので帝王切開をすすめられたのを振り切って(「自然分娩」にこだわった)

転院し、出産の途中、どうにもならなくなって救急車で元の病院に運び込まれ、緊急手術をして

九死に一生をえた人を私は知っている。その子供は出産時、酸素が脳に行き渡らなかったせいで重い障害を

背負う事になってしまった。死にかけた母親は自業自得にしてもこの先、障害とともに生きなければならない子供に、

母親はどう接するのだろう、それも「自然」と受け入れるんだろうか、--http://d.hatena.ne.jp/chazuke/20060612