ウエルズのラジオドラマを聞いて、避難をはじめそうな人

監督はベトナムのマンモス産院における一日120件以上の病院出産や、帝王切開をはじめとする医療介入についても描いている。だが、彼がそれよりも見せたいのは、自宅で友人に囲まれながらそのときを迎えるアメリカの女性や、日本のある産院における伝統的なお産についてだろう。


この産院は愛知県にある吉村医院といって、自然なお産を考えている人なら誰でも知っている。妊婦は併設する日本家屋で出産まで昔ながらの家事労働を行い、会陰切開や陣痛促進剤といった医療介入を一切行わず自然分娩する。その成功率は、多くの専門医が驚愕するほどだ。

http://movie.maeda-y.com/movie/01094.htm


このへんの記述をみると涙がでてくる。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707#p1


個人的には、ダメ映画より、
「オーガニック料理やマクロビオティックに好意的で、他院で帝王切開の適応ありと診断された初産の骨盤位の妊婦が経膣分娩にこだわって3日間もねばって結局は出生児は死亡」
するような誤解を減らすほうが世の中の為になりそうな気がする。