タミフルの愉快な話

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20051115/1132013336

すでに日本のタミフル異常騒ぎは英文になって世界に配信され、各国の学者が注視しているが、現状では、どちらかというと「アホチャイマスカァ、ニッポン」的な空気が感じられる。日本の社会問題で祭にするんじゃなくて、毎日新聞とか報道機関なんだから内部の専門家に海外情報の整理をさせるなり、専門家にインタビューしてまとめるなり、す・べ・き。

 そうだ!祭りの発祥はマスコミだったんだよ!!
 さて、風疹だか麻疹だかの予防接種は日本だけやらないことになっていて、それだけ日本で死亡率が高かったり、未接種の日本人が海外への入国で嫌がられたり、現地で感染をおこしたりとそんな噂を聞いたことがある。
 要は
・世界の状況を見る。
・世界より日本の方がいいと思ったら、その理由を発表する。
・世界より日本の方が悪いと思ったら、その理由を発表する。
んでいいんじゃないかな。

 医師や薬剤師はタミフルを処方する際に、こうしたリスクの可能性も含め、副作用情報をわかりやすく患者に伝えてほしい。知っていれば患者側も心構えができる。

 ポテトやハンバーガーを販売する前には、肥満や糖尿病のリスクの可能性も含め、栄養の情報をわかりやすく顧客に伝えてほしい。知っていれば顧客側も心構えができる。煙草を販売する前には、肺癌や肺気腫のリスクの可能性も含め、健康の情報をわかりやすく顧客に伝えてほしい。知っていれば顧客側も心構えができる。
 と、冗談はともかく、副作用に対する国民の意識が問題の根底にあるとおもうのだ。