救急医療、倫理のフレームワーク

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://erjapan.ddo.jp/index.html

しかも、死因は病気や事故であるにもかかわらず、担当医師が
「あなたのせいでこの子は死んだのだ」と刑事罰に問われたとしたら・・・・
結果論で「あの時こうすれば助かっていたはずだ」と責められたとしたら・・・・
そんな社会で救急医療が成り立つのでしょうか?


 よくある論議だと、
「そんな時間(=リソース)は無い」

「できないならやめてしまえ」

「やめます」

 神奈川のあのへんで、夜間の小児救急を中止した話もあったし、杏林も↑で夜間の耳鼻科救急を中止したらしい。



 現行の体制で、無理がありすぎるのは分かっている。



 個人的には、コンビニと同じやり方、全国の病院を4大病院系列+インディペンデントに統合し、当直中のB級医師(えー、名医師だとしても、この場合、耳鼻科専門でなければB級と解釈させてもらう)がPOS端末に症状をピッ、ピッ、とやると推奨される検査とか治療法の一覧がペロペロと出てきて、検査が実行されると、本部のエライA級医師がチェックする、そんなやり方を考えた。
 ヤバそうなら、街のコンビニエンス医院から、県で一つ二つの流通センター病院へ搬送だ。


 なんでこういう体制がとられないかというと、スクラップ&ビルドにかかる費用が高いこと、また、誰かにとってメリットがあるとしても、支払いが期待できないメリットであること、が想像できる。