"<大阪7歳虐待死>「逆恨み怖かった」 隣家通報ためらう"

毎日新聞 9月2日(金)9時42分配信
 SOSはまた、見過ごされた。大阪市西淀川区の市立大和田小2年、藤永翼君(7)が死亡した虐待事件。数カ月前から近所に怒声や泣き声が響いていたが、誰も通報しなかった。児童相談所は情報をつかみながら積極的には動かなかった。児童虐待の対策は強化されているはずなのに、なぜ、悲劇は繰り返されるのか。事件発生1週間を機に検証した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000014-mai-soci

 近所の男性(80)も、パン、パンと平手でたたくような音が耳から離れない。翼君はその度に「ごめんなさい」と泣き叫んだ。「通報したのがばれて、逆恨みされ、トラブルに巻き込まれるのが怖かった。今は後悔している」と肩を落とした。