評価のヒエラルキー

 なんていうか、人間というか、もっと分かりやす例だと、「自動車」とかあるか。
 「自動車」というプロダクト。
 それは、個々の部品という下部構造から成立する。「強力なエンジン」とか、もっと分解すれば「太いタイヤ」「厚いアーム」とか、とか。
 でまあ、上部構造、っていうほどでもないか、「評価」というレイヤーもある。カー・オブ・ザ・イヤーとか、なんとか基準通過とか、ゼロヨン何秒ツクバラップ何秒。


 学歴の話を見て、ちょっと思い出した。
 ロアアームを長くすれば売れるというものでもないし、ツクバラップが速ければ売れるというものでもないし、「良いクルマ」と評されても売れないクルマもある。