http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070320ik03.htm
「留保の無い生の肯定を!」
と、唱える側は楽しいけど、唱えられる側は堪ったもんじゃないという話。
法治国家な日本の判例からすると、心嚢穿刺がきちんとできない医師、上顎に割り箸が刺さった人間を救命できない医師は、救急対応しちゃいけないようだから、まだまだ救急病院は減るかな。
うん。早い話、地域住民が「やる気」を出して、寄付をあつめて機材と人員を手配すれば、それなりに「やる気」のある医師を集められるんじゃないかな。北海道かどっかだっけ?地域医療好きな医師が、地方自治体合併で首長と意見が対立、去った話を思い出した。一定の医療サービスには、一定の人員、一定の機材が必要で、それには一定の費用がかかり、それをどう調整するか、が政治の問題かと思う。
と、市場の話を考えると、あたまの一部がモジもじとデカりはじめて、「留保の無い生の肯定を!」のフレーズが聞こえてくる。俺には権利がある!お前には責任がある!悪いのはお前だ!差別されているのは俺だ!お金は経済学の話だ!