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その違いは「ネタ」
以前、「出会えないと毒づいてる人」と「普通にやってる人」との違いは「努力して技術を磨く」ことだけかなと思ったけど、自分がこれまでいろんな点で覚醒してきた事由を顧みると、それだけじゃないような気がしてきた。
それは執念、好奇心、向上心、女好き、前向き、とかいろいろ考えられて、どれも必要な気がする。でも決定的なものはなんだろう? と考えていたんだけど、それは
「ネタとして楽しめる感性」
なのかもしれない。
なので、あまり出会いがうまくいかない人には、「こんなの本命と出会うまでの暇つぶしなんだし、あとで笑いのネタにするぐらいにもっと軽くやれば」という気持ちを持つことが大事なんじゃないかな、というのを出会う技術としてお勧めしたい。
要するに、自分という「キャラクター」から、「キャラ」を抜き出し、それを「ネタ」として、恋愛市場で流通させることが大事、だと。なにしろ、ホンネのキャラクター、というのは重い。どのくらい重いかって、実体企業くらい重い。ボクの会社を引き受けて。社員もこれだけ、融資がこれだけで、なんていって迫ったら、投資家は逃げる。キャラクターをキャラ化し、きれいに証券化し、そうすれば簡単に投資家は引き受けられる。株式分割なんてしちゃったりして。ボクのほうが、堅実な商売やっているのに、なんていっても投資家はついてこない。上がったり下がったりする、買いやすい株に飛びつく。とびついてすっからかんになっても飛びつく。
はてさて、出会いがうまくいかない人は、その前提にキャラクターのキャラ化がうまくできない、キャラクターの相対化に耐えられない自我があるので、そこへキャラ化、「ネタ」化しろといっても、ないものねだりっぽい。