ジャーゴンについて。

 ジャーゴンを嫌う人。で、ひとことでいうと何さ、という人。
 一つの言葉の背景には、一冊の、場合によってはそれ以上の規模の背景がある。一言、プリンター、とかHDD、と言うけれど、構造・マーケティング・歴史・インターフェイスランニングコスト・ドライバー、などなど無数のプロパティーがある。話者は、ある瞬間にはある目的をもって言葉を発するため、我々は、その際に、彼が望む一ページをジャーゴンという本から開いて、はい、と見せてあげればいい。でも、それは、話者によっても、また、状況によっても違うページが必要なのだ。やってられっか。