"反論"

郵政改革は、このあたりでは賛成の意見が多いようだ。で、反論を考えてみた。

1.事実に対して仮定を持ち出す
財政再建は必要だが、もし歳入が増えたらどうだろうか?」

2.ごくまれな反例をとりあげる
「だが、僻地や離島では、国営が必要である」

3.自分に有利な将来像を予想する
「何年か後、公社が効率化されないという保証は誰にもできない」

4.主観で決め付ける
「国民が、民営化を望むわけがない」

5.資料を示さず持論が支持されていると思わせる
「世界では、郵便事業は国営ですべきという見方が一般的だ」

6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める
「ところで、特定郵便局が地方コミュニティーの核になっているのを知っているか?」

7.陰謀であると力説する
「それは、国民の貯金を横取りしようとするアメリカが画策した陰謀だ」

8.知能障害を起こす
「何、郵政法案ごときにマジになってやんの、バーカバーカ」

9.自分の見解を述べずに人格批判をする
「小泉は独裁者。法案以前の問題だ」

10.ありえない解決策を図る
「公務員の倫理規定を改正し、議員年金を改正すればいいんだろ」

11.レッテル貼りをする
小泉改革なんて過去の概念にしがみつく奴はイタイね」

12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「ところで、民営化は3分割なんだっけ?」

13.勝利宣言をする
郵政民営化は、参議院で否決されてる事なのだが」

14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
郵便貯金って言っても、直接引き受けから国債購入に変わっている。もっと勉強しろよ」

15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
郵政解散だなんて政局を混乱させている限り日本の国政に進歩はない」

うーん。いまひとつ。