緊急性の無い、救急車出動の一部有料化を検討

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/first_aid/

各国の医療費比較
http://www.jihoken.co.jp/data/world/da_wo_index.html


あー、つまり、まずこの議論を始める前に、
・錯誤はありうる
という前提をつけておく。錯誤は発生する可能性はあり、それを防止するためにはコストがかかるという前提だ。
・錯誤はあっては困る。だから、錯誤を減らすためにコストを掛けるのは困る。
という前提の人間とは、たぶん話にならない。

で、
・緊急性の無い患者に、救急車を出動する錯誤

・緊急性のある患者が、救急車の出動を思いとどまる錯誤
の二種類が考えられる。

後者を減らし、前者を許容するのであれば、コストを掛けることを思いとどまるべきではない。


http://www8.cao.go.jp/monitor/answer/ans1511-002.html

病気やケガが重度か軽度かは本人では中々判断できないのではないか。本人は頭を打って少し痛い目を感じているものの後から死亡に至ることもあるかも知れないし、軽度で有料となると利用しにくい雰囲気ができるかも知れない。

この、「かもしれない」に、どれだけコストを投入するかということ。
頭痛がすれば脳腫瘍「かもしれない」し、
腹痛がすれば肝臓癌「かもしれない」し、
咳をすれば肺癌「かもしれない」。

かもしれない、に莫大なコストを掛けた挙句、保険がパンクしたりした日には本末転倒だとおもうのだけどな。