〇違いに刃物(答え=筋)

例え話だけど。


丸のことか往復ノコみたいなのがあったとしよう。
薄い板は切れるんだけど、厚い板だとパワー負けをする。どうするのかっていうと、

  • 尖ってる部分を切る
  • また尖ってる部分に刃を当てて切る
  • 以上、繰り返し


って感じ。3の厚さに3のパワーだとパワー負けして刃で材料を撫でるだけになるので、1の部分だけに3のパワーを集中させる。その繰り返しって感じである。


で、ベテランさんは工具の出力を上げて「9のパワーで3を切る。ブロロロロローン!」ってやるわけだ。それはそれでいい。



それを真似した素人さん、材料をブチ割った。


事件は会議室でなく現場で起こる。応力は刃と材料の間だけではなく接触部と支持部の間にも掛かる。ベテランさん、9のパワーを掛けても問題ない状態で9のパワーを掛けるしよくしらんけど材料の素材とか材料の固定なんかも配慮した上でパワーアップしてたんだろう。知らんけど。



素人さんには、出力を上げずに切り方を工夫することを勧めるんだけど皆パワーアップが好きなんだよな。ブロロロロローン!
ああ、変に引っかかって暴れてる。