我慢には二種類ある
Dai Tamesue 為末大 (株)Deportare Partners代表
https://note.com/daitamesue/n/nc136fa361c2e
アスリートは能動的な我慢、つまり努力する才能があるのになぜ社会で受け入れられないことがあるのか、それは社会のくだらないルールを守る受動的な我慢が足りないからだ。というアスリート向けの話。ワクチンを打つ受動的な我慢ができないセルビアのアスリートのせいで、社会のルールは爆増する予感はあるけどね。もちろん、能動的な我慢、競技連盟が何十兆円か集めて性能の優れた新規ワクチンを開発し世界中に配布し、ちょっとくらいワクチン打たなくてもニコニコと入国させてくれる世の中をつくってもいいんだよ?
という脱線はともかく、能動的/受動的、変革的/固定的、積極的/消極的 みたいな差が考えられ、前者を『努力』、後者を『我慢』と認識している。本人の辛さは『我慢』の程度×経過時間であるが、「この一年間努力して、この仕事を完遂しました。あれを勉強しました。ここを改革しました」って人に比べ、「我慢し耐えました。上司の暴言を聞き流しました。顧客のクレームのストレスを酒を飲んでゲームをやって解消しました。そうやって一年間頑張りました」って人は評価が少な目になる予感はある。