前提条件が変わっているのに『数字』に固執すること

前提条件が変われば、数字の意義も変わるので前提条件について話している人に、俺はそんな話をしていない、数字の増減だけが気になるって主張することは、自分の科学的誠実さを放棄するようなものに思えるが、発言者の肩書を見ると結構偉い人だったりする。それも、増加・減少っていう、記述的語句でなく、「多発」っていう規範的・価値判断的語句を滑り込ませてくる。あれから6年経過しただけのことはあるな。