萌え絵と社会構造

萌え絵に潜む男性の視線、そしてそれを利用する企業や自治体、みたいな文章をいくつか眺めた。


結局、独身男性(とは限らないが)が、直接に独身女性やシングルマザーと繋がり、リソースを提供し、その社会活動の結果、企業や鉄道会社の売上に貢献する、っていう回路ではなくて、萌グッズを買うという形で社会や異性(のイデア(でいいのかな))に繋がるっていう構造自体が歪といえば歪なんだが、「可処分所得のある独身男性が、可処分所得の少ない女性とペアリングしていく」未来は想像もつかず、「独身男性がカツカツになるまで独身税を課せられ、女性は少数のイケメンとペアリングして福祉で子育て」っていう未来しか想像できない。


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