異論のあるいい論議?

構成員が多く、リーダーがきちんとしていて(≒構成員はリーダーに決定権を委任していて)、確率というものを大概理解しており、各種リソースが潤沢にある場合は、異論を出したほうが組織を助けることになるだろう。
 「我軍は敵拠点の島を攻撃する。敵による先制攻撃は無いと予想される」「「「「「「そう思います!」」」」」」
 だと、もしかすると困ったことになるかもしれない。こちらの思惑とは関係なく、「あれ?なんか敵艦隊が近づいてくるぞ?よくわかんないけど攻撃しちゃえ攻撃」って考える可能性は微粒子レベル(以上)に存在するからだ。そういう場合、自分としては「敵は先の戦闘の被害を回復するために守りを固めるに違いない」って思っていても、「敵が迂回しての先制攻撃に出る可能性があります」って異論を述べると、「じゃあ、ちょっと側面にも偵察だしとこうか」って話になるかもしれないし、それを聞いた別の人が、少し別の考えを出して活発な議論が始まるかもしれない。それは、「俺はこう思う。だからこうなる筈だ」っていう思考停止を打ち破り、移り変わる事態に対応する柔軟性を引き出すことになるかもしれない。




 一方、「みんな、ファミレス行こうぜ?」「え〜、ファミレスぅ〜」みたいなのはねぇ。