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イラクの政府軍は12日、主要都市のティクリートを奪回した。イスラム教スンニ派の過激派「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」はモスルを占拠しており、首都バグダッドから60キロ離れた町に迫った。12日にスンニ派とクルド諸派議員の欠席で緊急状態をアピールする投票が行われていない。イラクはアメリカに攻撃された2003年以降、最大の試練に直面している。一部の専門家は「政府軍は闘志が鈍り、厳守しなければ、バグダッドも陥落する恐れがある」と直言した。
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アイルランド紙「アイリッシュ・タイムズ」の12日付の報道によると、複数の重要な町が陥落し、複数の軍事拠点や銀行が略奪された。イラクの高官も「戦闘力が弱く、わずか800人のISIL戦闘員を前に、約3万人の兵士が逃亡した」という。バグダッドの政府高官も兵士の逃亡を非難した。米CNNの報道によると、イラクのマリキ首相は部下を率いて逃げ走る指揮官は処罰されるという命令を出した。