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必要条件・充分条件と俗に言われるアレだ。
自分では、「部分要件」という言葉を使っている。
鎖のようにいくつもの条件が重なっている状況では、「部分要件」を満たさないと（≒すべての鎖の輪が一定の強さを満たさないと）全体目標は達成できいないが、単独の「部分要件」だけ注力（≒ある一つの鎖の輪だけ強化）しても全体目標が達成できない事例って多い雰囲気。
もちょっというと、コンサルは、状況の中の「弱い鎖」を見つけて、そこを強化することで投下したリソースを大きく越えたリターンを得ることが仕事なのかなあ。
さっきは、システムを「鎖」に例えたけれど、実際は、ジャングルジムというか櫓っていうか、そんなふうになっていて、
- 弱い柱が多いと倒壊する
- （一定の余裕を持った設計であれば）一本の柱が無くったって倒壊しない*1
- 事情があって、柱を手当できないときは、周辺の柱や上の床を補強して対応することもできる
- 掃除をサボりすぎるとシロアリに食われたり、錆たりして倒壊する
って印象が。
*1:ここが鎖モデルとの違い
