椅子取りゲーム

匿名ダイアリー等で、自己責任論みたいな話が一部で盛り上がっている。
座れた人にお菓子が貰える運動会の椅子取りゲームで、椅子が20人中、18脚あったのが、どんどん減らされている今日この頃。もちろん、椅子が2脚になったって、「座れた人もいる。座れないあなたは努力不足」という文字列が作成できるわけだ。だからといって、椅子の回りで留保の無い生の肯定を唱えれば、デカルト様が椅子を補充してくれるらしいが、ともかく、文句を言っているだけでは椅子は増えず、運動会の運営委員にまで(少なくとも)出世しないと、椅子は増えないという話もある。
 短期的には椅子に座るべくなんとかし、中期的にはゲームのルールを換え(賞品は安くても、多人数に当たるようにするとかね)、長期的には運動会の予算を増やすようなんとかする、というのは、矛盾した話でもないような気もする。