マイノリティーとマジョリティー

支配民族の運転手が、少数民族の歩行者と交通事故を起こす。
すると、「飛び出したんじゃね?」「避けろよ」「自衛力不足」「嫌なら歩くなよ」という世論になる。良くても「あれは、支配民族の中の、粗暴な一部の運転手の仕業」というコメントに。


これが、少数民族の運転手が、支配民族の歩行者と交通事故を起こす。
すると、「暴走だ」「奴ら少数民族は運転技能がない」「"少数民族"に免許を与えるな」という結論に。「俺たちはどうやって買い物に行けばいいのか」という抗議には「知らん」、「免許が貰えないと、無免許で運転することになり危険だ」といえば、「危険って、お前ら脅迫する気か」という反論が。


まあ、よくある話。