"機関銃の社会史"

機関銃の社会史 (平凡社ライブラリー)
書店で発見。
日露戦争第一次世界大戦、というより、機関銃を備えた西欧と、それ以外の社会、という雰囲気。
「銃」の発展で、ランチェスターの第一法則が第二法則に変わったが、機関銃一丁で植民地が制圧できちゃうという。


機関銃の社会史
の文庫化?


機関銃が、本格的に?戦争に投入されたのが日露戦争だったかな。
よく訓練された機銃陣地を制圧するには、重砲しかなく、野戦における機銃陣地は横列突撃では突破できず、散兵戦術が必要、と、日本軍は早期に気づいていた気がする。野戦の機銃陣地は、歩兵戦車で突破する。


ただ、結局、軍人は勝つために兵隊をやっていたのではなくて、堂々突撃するために兵隊になったように、勇敢な日本兵は白米を食べるために軍人になったようで、機銃陣地を突破できても脚気には勝てなかったんだよな。