原因探索モジュール

ある事件が発生した時、その要因は、通常、無数にある。
どの要因を、原因とし、賠償責任(の一端)を負わせるか、というのは、かなり恣意的だ。


もうひとつ、事件の評価は、その行為、その結果、その社会的影響で為される。もっとあるかも。
で、この社会的影響というのが曲者で、行為・結果自体ありふれたものでも、マスコミの報道により、国民が強い恐怖を抱くと、それは大きな事件として解釈される。



 ここに、寿命短縮リスクの表があり、引用すると

寿命短縮リスク (日)
たばこ 2250日
肥満 900日
自動車事故 207日
130日
自然放射線 8日
X線検査による被爆 6日
コーヒー 6日
http://www.mhio.panasonic.co.jp/kinen/bumon/chuohosyasen/hibaku.htm

こんな感じ。




寄与危険度だと、煙草が癌全体の32%*1という話がある。




 というわけで、深夜の一部アニメが社会に与える寿命短縮のリスクは?個人の殺人指向への寄与危険度は?? という話になると、ほぼゼロだとは思う。だいたい、逮捕された暴力団の部屋から、ヤクザ映画やヤクザ漫画が押収されたからといって、ヤクザ映画自粛、ヤクザ漫画自粛、にはならないもんな。



 それはそれとして、ゾーニング、青少年への、一部コンテンツ規制にはそれなりに賛成しないでもない。