某イベントの某騒動について、感想を記録しておく。

 意図と、行為と、結果(影響)が錯綜しあっていて、事実認定だけでなく、その価値判断に差異があって、そこが争点になっている模様。
 行為自体は、「一般入場者A氏が、サークル参加者B氏らを撮影しようとした」未遂の行為らしい。写真撮影未遂という、事実認定を超えて、行為者(ら)の意図、被害者の被害、を推定することは、容易なことではない。
 一つの証拠として、mixiに文章が載っていたらしい。面倒なので一文字も読んでいないけど。周囲の情報から類推すると、B氏らを撮影し、個人情報を取得し、ストーキングに類する行為を働こうとするような会話がなされていたようだ。
 無断写真撮影は、コミケのあちこちで発生した。しかし、この件では、事前の情報が流れていた点で、それらとは区別できる。よく、マヌケなネットワーカーが、地域のイベントや学校に「殺人予告」を出して、逮捕されるようなものを連想した。単なる、個人を識別しないスナップ写真ではなく、顔写真を特定され*1、ストーキングに繋がることは、個人生活に対する大きな脅威だろう。


 このへんまでは、事実認定レベルだけれど、どの程度組織的に行ったかどうかは、今の所藪の中。


 受け取り方、意図の推定として、単なる撮影(例:一般参加者の無断スナップ)とみなすのは、軽めだと思う。ただ、団体Aの組織的な関与、及び、団体Aの背後にあるとされるC派の関与については未知数。


 

*1:尾行の意図の有無は知らない