哲学的問題

もし1日分の栄養素が詰まったサプリメントっていうのが発売されて、それに必要なカロリーと水を取っていたら、人は生きていけるのか?
空腹とか味の楽しみはとりあえず置いておいて、この前ちょっと人と話題になった。
SFとかでそういう食べ物があるよね。


結論から言うと、現状では無理っていうことになった。

http://tail.s68.xrea.com/blog/2007/01/post_65.html

高カロリー輸液
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%BC%B8%E6%B6%B2


無血清培地
http://www.invitrogen.co.jp/products/cell_culture/intro_sfm.shtml



このへんを読んでいて思い出したが、保険診療上ビタミンを査定してB1欠乏症をつくったり、


ビタミンを拒否して脚気患者を出したり、

日清戦争の際に陸軍で脚気患者は数万人発症し、病死者は4000人と伝えられている。戦死者は300人で戦死者より脚気で病死した兵士のほうが多かった(なお史料により人数は異なる)。

日露戦争の際には陸軍の脚気患者は約25万人が発症し、病死者は約2万7800人とされる。なお日露戦争の戦死者は約4万7000人。ただし戦死者中にも脚気患者が多数いるものと推定される(日清戦争時と同様に史料により人数が異なる。なお、高木の提案を採用して兵員に麦飯を支給していた海軍では軽症患者が少数発生したのみで死者は無しと伝えられている)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%9A%E6%B0%97

 日本は栄養素を欠乏させて、欠乏症状を観察するのが趣味かなと推測される。

高木は海軍において西洋式の食事を摂る士官に脚気が少なく、日本式の米を主食とし副食の貧しい下士卒(兵曹および兵。のちの下士官兵)に多いことから、栄養に問題があると考え、遠洋航海において西洋食を摂る下士卒の艦と日本食の艦とを分けて航海させる試験案を上策し、それが採用され、結果として西洋食の艦において脚気患者が出なかった。このことから栄養障害説を確信したとされる。


だが、海軍で脚気が撲滅された後も、陸軍では森林太郎森鴎外)、石黒忠悳等が科学的根拠がないとして麦飯の食用に強硬に反対したため、脚気による犠牲者はなおも現れ続けた。ただ、これについては下士官兵たちが軍隊に入ったからには白米を食べたい、麦飯は囚人食か貧乏人の食事と反対し森らに加勢する向きがあったことも挙げなければならないだろう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%9A%E6%B0%97