""知的障害者"は合法的に犯罪が許されるのだろうか"

私は"知的障害者"が嫌いだ。

と言ったら、遅れている人だとか社会とズレている人だとか差別をしている人だとか思われるだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20070218013048

 用語に混乱が見られるけど、趣旨は理解できる、と思う。


 社会の構成要素は、責任能力を有する主体の自己管理か、誰かの管理下に置かれることが当然とされている。という文章の言い方を変えると

匿名だからこそ言えることだが、自分は「社会に出るのに不適切な人間は隔離されるべきだ」と考えている。

もちろん、社会に出る訓練をしてそれでもどうしようもないとわかった後に。

 となるのかな。



 岩を投げつけると犯罪だ。
 崖の上に大きな岩があって、自然に落下し事故が発生したとき、岩は犯罪者なのか?
 でも、幹線道路の崖の上の大岩を放置した管理者は、譴責されるかも。


 そんな感じ。



追記

知的障害者自身にそうした行為の善悪を判断する能力が無かった場合、問われるべきは彼を保護する「大人の対応」であって彼自身の責任ではないように思います。Wikipediaの「知的障害」の項には、近年の地域の障害者支援における脱施設化の問題が記述されていますが、知的障害者がプールのような公共施設を問題なく使うための施策(バリアフリー化)が不十分なままにノーマライゼーションだけを推し進めた結果、筆者さんが被害に遭われたような問題が発生しやすくなったとも考えられます。その場合、「"障害者"だからしかたないよ」というのは障害者支援の不足を正当化するための方便としてきわめて偽善的な色合いを持つことになります。

http://mellowmoon.blog93.fc2.com/blog-entry-11.html

 これに同意しておく。
 被害にあった匿名氏は、その被害を抑圧する必要はないし、匿名氏が快適にスクールを過ごせなくなったことは残念に思う。
 匿名氏が、ある種の障害者に対する気持ちは匿名氏の自由だと思う。
 それはそれとして、上記引用内にあるような障害者支援に対して理解していただけるとうれしい。それは、被害をガマンしろ、ということでなく、政府による予算措置に対して理解していただく、という方向。