http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/06/post_507.php
あまり熱心ではないファン
正解を言ってしまうと、冒頭あたりの「熱心なファン」というところです。
Fanという英単語は「熱狂的なマニア」を意味するFanaticの略語ですから、Fanそのものに「熱心な愛好者」の意味があるわけです。なので、「熱心なファン」というのは「頭痛が痛い」や「上を見上げる」に似た、森博嗣先生もこのAcademyで触れられていた重複表現となってしまうのです。 絶対にダメだというわけではありませんけれど、誤用と思われやすいので、こだわりがあるのでもない限り、重複表現は使わないほうがいいでしょう。
外来語が混じると、DVIインターフェイスとか、SCSIインターフェイスとか、HDDドライブとか、そういう表現が発生します。チゲ鍋、HTML言語、ベシャメルソースにサルサソース、メナム河。
こちらのブクマコメントだと
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://watcher.moe-nifty.com/memo/2006/12/post_b96c.html
- 頭痛が痛い
- 「明けの明星」
- 「電流を流す」
- 「武士の侍」
など。
英語だと、
"feel the feeling"
"sing a song"
みたいな表現があるのにね。
ちなみに、私の日記では重複表現が多く、
http://d.hatena.ne.jp/REV/searchdiary?word=RR%3f
こうやって確認できます。
おまけ
「おい、あれはなんだ?」
「あれは、バカなサルだ。あーやって騒いでいると、餌をくれるものと思っているのさ」
「じゃあ、あそこで騒いでいるのは?」
「ああ、あれは○○○だ*1」
「バカなことをしてるんじゃないの?」
「バカじゃない○○○なんているものか」
指摘を受けたので解説。
http://fragments.g.hatena.ne.jp/zonia/20061213/1166001263
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%98%9F
# 金星の異称。「明けの明星」、「宵の明星」。
「明星」は、これで一つの固有名詞で、「宵」とか「キャベツ」とか、時刻*2を表す言葉と組み合わせて当然です。