機械とメンテナンス

http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20060115/1137303826

サービスマンをしていて一番困ったのは「機械は使えば壊れる(こともある)」というあたりまえの事を判らない人が世の中には多いという事だったすよ。

 機械は、保守契約結んで、定期的に部品交換し、一定期間でオーバーホールしながら使う、と考えている人はカモになり、消費者の権利とか、PLだとか、欠陥だとか説明責任とか叫ぶと便利な世の中だもの。あと、ウマイことをいって売っておいて、ウマくないときにはそっちの部署任せだったりするアレも。自動車の車検時、ディーラーがバカ丁寧に部品交換の意義を説明したのもそういう理由なんだろう。
 液晶のドット欠け論争が白熱したり、信頼性を落としても、サポートと価格で押し切るメーカーが賞賛される時代だし。あ、信頼性を落として価格を下げて、サポートも下げたメーカーはダメになったらしいけど。