"信頼性調査でレクサスとトヨタが1位と2位 マツダ躍進、インフィニティは大幅後退"

http://jp.autoblog.com/2014/10/31/consumer-reports-reliability-infotainment-woes/

レクサスとトヨタは昨年と変わらずそれぞれ1位、2位となったが、大きな順位の変動も見られた。ホンダのアキュラは昨年の3位から11位と大幅に順位を下げた。代わりに3位に浮上したのがマツダだ。ホンダ(4位)とアウディはトップ5入りを果たした。スバルとサイオンも3つずつ上げてそれぞれ7位と8位に入っており、上位10位中、6ブランドを日本勢が占め、残りはヨーロッパ勢が2つ(5位アウディと9位ポルシェ)、アメリカ(6位ビュイック)、韓国が1つ(10位起亜)ずつという結果となった。

アキュラの他に大きく順位を下げたのは日産のインフィニティ。昨年の6位から20位に後退した。他にも、メルセデス・ベンツは昨年の11位から24位に、GMCは昨年の9位から19位へと順位を下げた。

これらのブランドが信頼度ランキングで苦戦を強いられた要因は、従来のようなメカニカルな不具合によるものではなく、インフォテインメントシステムの問題だ。同誌によると、タッチスクリーンが反応しない、携帯電話とマルチユースコントローラーの接続機能がきちんと作動しないといった、インフォテインメントシステムの不具合の報告が最も多かったという。特に目立ったのがインフィニティ「Q50」(日本名:スカイライン)に搭載される「インタッチシステム」に対するクレームで、所有者の5人に1人が"問題"としている。同様にSUV「QX60」の車載システムへのクレームも多く、それがインフィニティの不振につながったとみられる。

一方で、大きく上昇したのがフォードだ。リンカーンは昨年より順位を12も上げて15位に浮上。また、フォードが開発したインフォテインメントシステム「マイフォード・タッチ」の改良もあり、フォードは昨年より順位を3つ上げて23位に入った。同誌によると、フォード「エクスプローラー」のインフォテインメントシステムに対する不満の声はわずか3%だったという。一時はその数字が28%にも及んでいたことを考えると飛躍的な改善だ

インフォテイメントシステムの完成度が「車種」の信頼性を左右する時代に。日本は、

  • ガラパゴス的進化を遂げ、車両本体の値引きを補う役目を負ったナビシステム
  • 運転中の操作を嫌う国交省の陰謀←証拠なし

あたりで遅れと取ってるのかな。


あと、表を見ると、スバルはBRZ、日産はパスファインダーで点を落としているように見える。
http://www.autoblog.com/photos/2014-consumer-reports-annual-auto-reliability-survey/full/#photo-3056161