comic新現実 vol.5

 一部の評論、インタビューのみ。
 蛭児神氏は、ショタ萌え、妹萌えの元祖で、リョウジョクされる側の少女になりたかったとか。知らないことだらけ。でも、何が一番面白いかというと、70年代マンガを読み、80年代マンガ界を担った人の証言がこれだけあるのに、それが現在に伝わっていない目に入ってこない、ということか。少なくとも、インターネットを眺めているだけでは分からなかった証言が山のようにあった。
 巻末の広告は角川一押し(?)の軍曹。ある時期、クリエーターのインキュベーターとしての役割(の、いくばくか)を、プラモ雑誌やゲーム雑誌の出版社が担っていたことを思い出す。
 追記:(元)蛭児神氏のインタビューは、オタと非モテを語る際に面白い題材だとおもうんだけど。