あいもかわらず青春小説

http://www.mypress.jp/v2_writers/yokattanetaka/story/?story_id=742190

・コンテンツとしての青春小説の要件
と、
・青春小説のユーザー層(青春小説を求める青春な人々)が満たす要件
は、もちろんちょっと違う。
どうでもいい話だが、青春を通過した人と、青春の真っ只中にある人では、青春に見たいものは違うだろうと思う。

 前と同じことだけど、青春は人間関係(特に異性)でのモラトリアムであり、社会参画へのモラトリアムであり、自我形成のモラトリアムである(自我は単独では存在せず、他者、家族や職場や軍や社会や国家や神やガジェットや萌えアイテムやらとの関係において存在するものなので、この3つは同じことかもしれない)。あー、でも、この定義だと、ほとんどのラノベは青春直前、という雰囲気になるな。定義が間違いっぽいけど、まあいいか。


 言い方を変えると(また思いつき)、責任も能力も無いのが子供。責任と能力のあるのが大人。責任と能力を自覚していくのがビルドゥングスロマン。能力を行使するが責任に戸惑うと青春モノ。設定により責任を留保したまま能力を行使すると(以下略。