「啓蒙君主メイド。」

http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20060106#1136547066

「啓蒙君主メイド。国民の第一の下僕(プルミエー・セルヴィツール)として国民の皆様方にご奉仕する女王様メイドだ」

ということでメイドさんを啓蒙絶対君主として仰ぐ謎国家が脳内で爆誕

不服をいう国民はピョートル大帝みたくびしばしと弾圧します。そして牢屋で国民が「なんでこうなるんだ、ご奉仕してくれるはずじゃなかったのか!」と抗議すると、メイドさんはしらっと答えます。

「私がご奉仕しているご主人様は『国民』です。お前はただのジョン(ヨハンでもイワンでも可)です」

でも、なんだかんだで結局戦争に負けて、メイドさんも虜囚となるのですが、そのときの言葉が「ご主人様がもっとしっかりしてくださればこんなことにはならなかったのです(啓蒙失敗)」

 うわ、萌え。
 終わクロの自動人形たちがこんな感じだったかもしれません。特にsf.。

幸福の定量化

 幸福の定量化は難しいのですが、ストレスの定量化は広く行われています

ホルムスとレイの、ライフ イベント ストレスの研究。http://www.westy.co.jp/nagura/stress2.html
っていうか、こういう研究がストレスという概念を広めたらしいのですが。

 結婚が、意外に高いスコアを有していることに、驚く人も多かったと思います*1。単にストレスを減らす為には、刺激を減らして体外から麻薬を打つか、脳内麻薬を出させればいい筈なのですが、これではびっくりするほどユートピアですね。

 幸福を、欲求の実現と解釈した場合、欲求をレベル分けすると話を整理できるでしょう。マスローの五段階説とか。
http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/rev%3a%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%81%ae%e8%a6%81%e6%b1%82%e4%ba%94%e6%ae%b5%e9%9a%8e%e8%aa%ac

第一段階 生理的欲求

第2段階 安全を求める欲求

第3段階 所属と愛の欲求

第4段階 自尊の欲求

第5段階 自己実現の欲求

 さて、この仮説では低い段階に位置される、物質的要求は、ゼロサムな面があるために自由を制限しても均等に分配するのがユートピアのお約束です。宝石、通貨、そして競争における入賞など、限られたリソースは奪い合うという形を取らざるを得ません。だけど、自己実現の達成には自由が必要です。
 つまり、「幸福」という言葉には色々な要素が入っているという話かと。とりあえず、幸福ゼロサムラノベを置いておきますね。あともう一冊。

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)

紅 (紅シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

紅 (紅シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

*1:夏の葬列、の読者なら納得かもしれませんが

TV

 倒産して書類を処分して担当者リストを処分すれば免罪になる、というメソッドはもう常識らしい。終戦以来のお家芸

 能力と報酬と責任の不一致をどう考えるべきか、って問題はどうなのか。どんな出来事でも、多重債務者なんかを連れてきて「責任者」に仕立て上げて、周りのひとは「ぼく、何にも知らないんだ。責任者はあいつなんだ。ぼくたちしらないからわかんないや」で通していいのか。

ユメミルクスリ

 マシントラブルを経て、現在プレイ中。





バッドエンド、先輩シナリオ、ねこ子と。
なんか構成が凄い惜しい作品。つーか、バッドエンドで全部ネタばれってなにそれ。


先輩シナリオでも、プロフィールで

◇プロフィール/ちょっと天才肌な人。成績は抜群。美人。
表面は凛々しいが、かなりダメ人間。
将来について病的に怯えている。

と記載されているが、それって、推理小説
・表面は敬虔な神父だが、実は犯人
って記述するようなものだろう。

"私はゲームプランナーを目指す大学生です"

http://www.hatena.ne.jp/1136706455

私はゲームプランナーを目指す大学生です。将来的には(少しベタな)RPGのプランナーになりたいと思うのですが、プランナーになるために今のウチから読んでおいた方がいい小説、書籍、マンガ。見ておいた方がいいドラマ、映画、アニメ。プレイしておいた方がいいゲームなどありましたら、教えてください! 

 いや、なんというか、「絵は描けないし、シナリオは書けないし、プログラムも書けないのでプランナーを目指す」人間でないことを祈る。
 
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ginjy/zakki/banti123.html

どんな世界でも、作品を作る時に10調べものをしても10すべてがその作品に使えるなんてことはありません。100調べて1、あるいはもっと少ないかもしれません。しかしその残りの99があるからこそ、世界観を広げることが可能になるはずであり、またその99があるかは読み進めていくにだんだんと露呈するものです。1は表面に出てきたものにすぎません。

逆にいえば、1をただ寄せ集めたところで、それはただ表面をなぞっているだけにすぎません。その後ろに控えている99をきちんと自分の手足と頭を使って調べ上げていかなければ、世界観の構築なぞおぼつきません。既存の漫画だけではなく指輪物語D&D、WizやUltima、本場のファンタジー世界の住人たちについてかかれた本、日本のファンタジーである妖怪などとの比較…素人的に思いつくだけでも沢山の事を調べておく必要があるはずです。正直この読み切りを読んでいて、上記の調べものすらまともにやっていないのではないかと思ってしまうような状況であることの危険性を作者はどれほど理解しているのでしょうか。

 [ワナビ]カテゴリーと、
http://b.hatena.ne.jp/REV/_%e3%83%af%e3%83%8a%e3%83%93/
 [資料]カテゴリーを記載しておこう。
http://b.hatena.ne.jp/REV/%e8%b3%87%e6%96%99/?of=40
[神話]カテゴリーのほうがノイズは少ないかな。
http://b.hatena.ne.jp/REV/%e7%a5%9e%e8%a9%b1/


こんなのとか。
スクウェアエニックスに就職するぞースレ6
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1133880550/l50