バベルってる

『受付』業務は『受付窓口』でしかやってない。『受付窓口』で『受付処理』を行うことで顧客IDがアクティブとなり取引処理が可能な状態となる。


『受付処理』は『受付時間』のみ無条件で実施される。部門の営業時間が終了し、誰もいないのに『受付処理』されると部門に到着した顧客が怒りだすのは目に見えているからだ。
ギリギリの時間はグレーゾーンとなり、部門のOKが出ればオーダーストップの時間でも『受付処理』は行われる。
「オーダーストップなんだけど」「月餅売って貰える?」「それならいいっすよ」みたいな。


でまあ、受付窓口はグレーゾーン時間の来訪者を「部門で【受付】してもらってくれ」と追い払い、部門では「受付窓口で『受付処理』されてないの?」と受付窓口に追い返さんばかりであった。

予約も予約処理も部門での受け入れの可否も、対面事務作業を全部”受付”という言葉を使えば喋る方はラクだけど、「あっちで【受付】してもらってくれ」「ええ、あっちで『受付』されてないの?」と言われる方は不幸であろう。そして、幸か不幸か【受付】と『受付』の差を知る者は少ない。