kure-nai現象

"紅kure-nai"は 「漫画:山本ヤマト 原作:片山憲太郎 脚本:子安秀明 コンテ構成:降矢大輔」というスタッフ構成だった。
着想が天才的な奴に絵が上手い奴が組んで稀有な名作が生まれたが、それに馬力のある(*推定)脚本家とコンテ書けるギャグマンガ家を組み合わせ成功に導いた奴(おそらく編集)はすげぇ。


"紅kure-nai"が連載開始された2007年12月号から15年は過ぎた最近気づいたのだが、実は「比較優位」という概念があって

自由貿易において各経済主体が(複数あり得る自身の優位分野の中から)自身の最も優位な分野(より機会費用の少ない、自身の利益・収益性を最大化できる財の生産)に特化・集中することで、それぞれの労働生産性が増大され、互いにより高品質の財やサービスと高い利益・収益を享受・獲得できるようになることを説明する概念である。

絵師が一作をコンテから作画までこなしコンテ描ける人が一作をコンテから作画までこなしてそれぞれ出版するより、コンテ描きがコンテを二作分描いて絵師が作画を二作分こなした方が機会費用を低減し、収益性を最大化できるのかもしれない。