"「ビギナーは高額なツールを持っていない(持ってはいけない)」という思い込みはやめようよ、って話。"

http://wivern.exblog.jp/24696776/

経験者が初心者に対して何かを言う時、あるいは自分の趣味について理解をされたいと思った時、
少なくとも値段やスペックと経験値を結びつけて語ってはいけない。
もしくは新たに趣味の扉を叩いた人々を「ロクな道具を持たぬ者/持ってはならぬ者」と決めつけてかかってはいけない。
僕はそういう考え方をしたいし、
「初心者」という虚像を勝手に作ることはすべての趣味にとってあまりよろしくないな、と思う理由はここにあります。

「先入観は薄くしよう」
っていう話。
まあ、素人が、ベンツの CLK GTR を買って、乗らずに(乗れずに)飾っておいたり、ビギナーが鋼の包丁を買って、自分では砥がずに(砥げずに)都度、研ぎ屋に依頼したり、もしくはメンテできずにサビサビにしてしまったり、もしくはケースに入れて観賞用にしても、なにか法に触れるわけじゃないしな。

  1. 高性能だが、手入れの難易度が上がり、危険も増し、稼働に技術が必要なもの
    • 自動車の場合、街乗りに求められる要件と、サーキットでのレースに求められる要件は相反していることが少なくないらしい
    • 刃物だと、「硬さ」と「柔らかさ」は相反していることが少なくないみたい
  2. 高性能で、特段トレードオフの無いもの
    • 価格が高い、重い、操作が煩雑、単機能、など弱いトレードオフはあるだろうな