聴きもしないオーディオの話

 振動板の前面と後面では逆位相になり、互いを打ち消し合うので、それを遮るために(仮想的に)無限大バッフルが考えられ、そして… みたいな話はどっかで読んだ。
 バッフル面が大きいと、低音が反射して増大し、逆にバッフル面が小さいと反射は減る。低音が大きいほど偉いと、つい考えがちだが、反射するとその分遅れて耳に到達するのだそうだ。だから、小さいバッフル面のスピーカーの方が「スピード感のある低音」を実現しやすいらしい。
 でっかいバッフルにでっかいユニットでなく、ちいさなバッフル(もしくは細長いバッフル)にあまり大きくないユニットのスピーカーが多いのは、そんな理由もあるのね*1

*1:究極はこんなんかな http://www.eclipse-td.com/