スピーカーの進化とアンプの進化

いや、日本は奈良平安と貴族制で鎌倉室町と封建制で…くらいのざっくりとしたアレなんだが。


大戦前は真空管アンプで単球だとせいぜいch 20wしか出せないので高能率スピーカーが流行ったと。ALTEC A7など100dB超えの高能率で*1、88dBの低能率スピーカーに300Wアンプ繋いだのと似たような音量が出せたらしい。

「20Wアンプを10台並べれば200Wじゃん」とはなかなかいかなかっただろうし。


ほんで、1960年頃になってトランジスタが普及してくると、小さい箱に吸音材ガッツリ入れて制動効かせ、低能率だけど低音ガッツリ出す、「ブックシェルフ型」っていうのが出てきたとか。AR-3a*2は、推奨パワーが60W以上らしい。


そして21世紀になり、D級アンプがやたらめったらハイパワーを叩き出す一方、真空管アンプ復権しているっていうのも趣深い。