各所の反響

ロシア系ニュースサイト

とはいえ、この麻生副総理の発言は、アジア諸国で大きな反響を呼んだ。ナチスによるワイマール憲法の見直しは、第一次世界大戦の結果により定められたドイツ軍の規模の制限破棄を意味するものだからだ。その結果、ドイツは短期間のうちに急速に、その軍事力を増強できた。そしてドイツは、英国及びフランスの暗黙の合意を得て、まずオーストリアチェコスロバキアを占領、その後、ポーランド侵略に取り掛かり、第二次世界大戦の幕を開いた。中国や韓国が、日本の所謂「平和」憲法の見直しと軍の改革が、日本の潜在的軍事力の急激な拡大の諸条件を作り出すのではないかと危惧するのも当然だろう。

http://japanese.ruvr.ru/2013_07_31/118882408/

米のユダヤ系人権団体

 麻生太郎副総理兼財務相が29日、東京都内で憲法改正に関し「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んだらどうか」と講演していた問題で、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は30日、「一体どんな手口をナチスから学べると言うのか」と題した抗議声明を発表し、麻生太郎副総理がすぐに発言の真意を明確に説明するよう求めた。

 声明では、「どんなナチスの統治が学ぶに値するのか。人目を盗んで民主主義を駄目にすることか」と皮肉った上で、「ナチス政権の台頭が世界を急速に深淵(しんえん)へと追いやり、人類を計り知れない第二次世界大戦の恐怖に陥れたかを、麻生副総理は忘れたのか」と批判。その上で「世界が学ぶべき教訓は、権力の座にある者はナチスのように振る舞うべきでないということだけだ」と結論づけた。

http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000m030066000c.html

参考:真意の解釈例

http://togetter.com/li/541794



左派:「靖国神社が戦争へ繋がった。国民は歴史に学べ」 一同:「そうだそうだ!」
自民党元首相:「靖国神社が戦争へ繋がった。国民は歴史に学べ」 一同:「なに?元首相は、靖国神社を神格化、国教とし、中韓に侵略する手法を学べって言ったのか!」
そんな雰囲気