某メンズ館を歩く
数万円、数十万円のバッグ、五万十万二十万のジャケット、と、不況だとか、中国で暴徒が日本企業襲撃とか、ちょっと考えられない雰囲気。建物の外は非常に狭いゴミゴミした道路で、駐車場には長蛇の列だが、建物の中はテーマパーク、みたいな。「ショッピングモーライゼーション」@速水健朗のようなものか。ショッピングモーライゼーション、というか、テーマパーク化を強く意識したのはパレットタウンの隣の、ヴィーナスフォートだったっけ。
富裕層
RBCウェルス・マネジメントなどの調査による富裕層の定義は、主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万ドル(約8000万円)以上の投資可能資産を所有する者としている[1]。英語ではHNWI (high-net-worth individual)と表記する。2012年の統計によると、世界に約1100万人の富裕層が存在し、世界で最も富裕層人口を持つ国がアメリカで約306万人、2位は日本で約182万人である。また、3000万ドル(約24億円)以上の投資可能資産を所有する者を超富裕層 (Ultra-HNWI)と定義している。
「純金融資産1億円以上」という定義による2007年における富裕層は90.3万世帯、151.0万人であり、その金融資産の総額は254兆円である[2]。これは、全世帯数の1.8%に相当する世帯が、個人金融資産全体の20.7%を占めていることを示している。
野村総合研究所は、「超富裕層(個人の純金融資産5億円以上)」「富裕層(同・1億円以上、5億円未満)」「準富裕層(同・5,000万円以上、1億円未満)」「アッパーマス層(同・3,000万円以上、5,000万円未満)」「マス層(同・3,000万円未満)」に分類した調査を報告している[3]。この報告によると、2005年の富裕層マーケットの規模は81.3万世帯、金融資産の総額は167兆円である。