雑記

徴兵制の倫理

倫理学者、憲法学者
「政府は国民の権利をギガ守り、義務は権力勾配により自分より1万円以上所得と資産が多い人が負担すれば素晴らしい社会になる」
と言ってるような妄想をしている。


ただ、広い意味での徴兵制ではそのような権力勾配は通じないだろう。
(逆に、経済的徴兵制の方が富裕層には適している)
愛国心のある人だけ募兵に応じればいい。自分は拒否する。資産や市民権は平等原則で維持されるべき」っていうのは、「福祉に関心のある人だけ納税すればいい。自分は拒否する。社会サービスは平等原則で維持されるべき」くらい難しそうな気はする。


皆の大好きな欧米は冷戦終結まで徴兵制を維持していたので、それなりの理論武装はしていたはず(良心的兵役拒否制度はあった)。


倫理ではなく制度の話でいえば、憲法の話になり徴兵制が憲法で明記されていれば徴兵は合憲であり、現状では日本での徴兵は違憲。それは『平和憲法なので侵略されかかっても平和』なのではなく、他国から一定以上の戦力による攻勢を受けた場合徴兵で対抗せず降伏することを意味するだけであろう。